緊急事態宣言が発令されて、外出自粛の状態で営業職はみんなどうしていくの?
そんな疑問にお答えします。
この記事を書いている私は商社に勤務しており、国内外問わずあらゆる方面からの情報が入ってきます。
そんな私が、緊急事態宣言が発令されて外出ができない状況での営業職がどう対応していくべきかを包み隠さずお伝えします。
緊急事態宣言で営業職はどうなる?
ついに2020年4月7日PM19:00の安倍首相より緊急事態宣言が発令されました。対象となるのは、東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・兵庫・福岡の7都府県となります。
各都府県にに判断が委ねられ、それぞれの都府県で緊急事態宣言に続いて対応策について発表があり、内容については異なることとなります。
大阪での休業要請の内容は下記の通りです。
- 幼稚園、小中学校、高校、特別支援学校、大学
- 学習塾
- 劇場、映画館
- 運動施設
- カラオケ、パチンコ
- バー
- 娯楽施設など
休止は「要請」であって「強制」ではありません。ですが、休止の要請に応じない場合は【施設名の公表】をすることもあるとのことです。
また、社会生活を継続するために事業の継続が認められる施設は下記のとおりです。
- 医療施設
- 食料品店
- 交通機関
- 銀行
- 工場
- 飲食店
- 保育所
- 高齢者施設
- 障害者施設など
生活に必要なことまではストップしない。ということですね。
これでは、上記以外の仕事はどうするのか?それは明記されていませんね。大阪府の要請は以下のように続きます。
- 外出自粛を要請。特に夜の繁華街への外出自粛は強く要請
- イベントの開催自粛の要請
- 生活必需品の買い出しや通院・散歩・運動の外出は例外
- 職場への出勤は可。在宅勤務や時差出勤を強く要請
ここで「職場への出勤は可。在宅勤務や時差出勤を強く要請」と出てきました。
つまり、「会社単位での判断に委ねる」となります。
あらゆる業種や業務内容を網羅することは不可能なので、会社独自の判断に委ねることとなります。
間違えてはいけないのが、「会社に出ても良い」ではありません。「やむを得ない最低限の出社は仕方ない」と認識しましょう。
大阪府の要請では「在宅勤務>時差出勤>出勤」です。いま在宅勤務になっていない会社も時間の問題でしょう。積極的に在宅勤務の体制を整えていききましょう。
在宅勤務の方法
在宅勤務体制にするには少し準備が必要です。
会社によって普段の状態からすぐに移行できるところもあれば、かなり大掛かりの準備が必要となる会社もあるかもしれません。以下を参考にしてください。
営業職
基本的に営業職であれば外出していても業務ができるようにある程度の設備が支給されているかと思います。なので大掛かりな設備が必要でない可能性が高いですが以下のものは最低限必要になるでしょう。
- スマホ(ガラケー)電話用
- PC
- モバイルWi-Fi(スマホの場合はテザリングでOK)
- 会社システムへのアクセス権(社内のみアクセスできる会社が多い)
以上です。最低限上記の内容があればとりあえずはある程度の業務ができるので、週1回や2週に1回程度の出勤で済みます。
事務・アシスタント
営業職以上に準備が大変なのが事務やアシスタント業務を行っているいわばOLに多いポジションです。基本的には必要な設備は営業職と変わりありません。以下のとおりです。
- スマホ(ガラケー)電話用
- PC
- モバイルWi-Fi(スマホの場合はテザリングでOK)
- 会社システムへのアクセス権(社内のみアクセスできる会社が多い)
しかし、基本的に社内で業務が簡潔するためにスマホやノートPCが支給されておらずデスクトップを使用されていますよね。
その場合は事前に会社側が連絡用の「スマホ」と「ノートPC」をレンタルか購入しておくことが必要です。
在宅勤務のおすすめテクニック「Teams」

在宅勤務をする際に注意したいのが、コミュニケーションが不足すること。普段であれば何気なく声をかけて業務の進み具合を確認していたことも、「まあやっているだろう」と人任せになってしまいます。
ここでは、Windows・Macどちらを使用されていても活用できる自宅勤務時のおすすめのコミュニケーションの取り方を紹介します。
Microsoft365を使用されている方では「Word」「Excel」「PowerPoint」「Outlook」はほとんどの方が使っていたり、知っていますね。では「Teams」は活用していますか?
「Teams」ではチャット形式でやりとりができます。そこで作成したデータファイルなどをやり取りできるのでメールより何倍ものスピードでリモートでの打ち合わせができます。
自身のPC画面を相手のPC画面に共有し、映して説明することもできます。また、高品質なテレビ通話がインターネット回線を利用してできるので「テレビ会議」もこのソフト1つで実現できます。
在宅勤務では【必須】と言っても過言ではありません。
また、新型肺炎はすぐに収束することは有り得ません。これから一定期間継続する見込みで営業先への訪問もできないでしょう。
客先との「オンライン商談」が当たり前になるはずです。この機会にoffice365を導入し、「Teams」を活用しましょう!
営業職・事務職のSNSの反応は?
まとめ:在宅勤務は必須になるので「office365」のTeamsを活用すべき
緊急事態宣言といっても強制ではありません。
なので会社の判断によっては普段どおりに出勤している方もいるでしょう。しかしかなりの割合で在宅勤務に切り替わっている業種があるのが現状であり、これから益々在宅勤務に切り替わることでしょう。
また、これから更にインターネット社会が進化していく中で在宅や外出時などの遠距離からでも業務や会議・オンライン商談ができる体制の必要性はより高まることは言うまでもありません。
この機会にoffice365を導入し、「Teams」を活用していくことをおすすめします。
余談ですが、自宅時間が増えてストレスを抱え込まないようにプライムビデオで映画やドラマを楽しんでストレスを溜めずにお家時間を楽しんでくださいね。